>ブログ担当スタッフJです。
先日、ちょっと奇妙な鍵交換のお仕事をいただきました。
現場は某ビルのテナント入り口です。
高級感のある黒色の大きなドア。
写真左下に鍵穴が見えます。
通常、鍵穴は室内側か扉側面からネジや細長いピンを挿し込むことで固定されています。
ですがこの扉の場合、どこにもネジやピンの挿し口は見つかりません。
ではどうするのかというと…
あれやこれやと部品を動かし、ドアを枠から外してしまいます。
重いので2人がかりです。
このドアをエイヤッと横倒しにして、ドアの下側側面をのぞき込むと…
鍵穴をピン止めしている錠ケースが見えました。
このタイプの鍵は普通、ドアの横側面についているものですが…何らかの理由で無理やりドアの下側に取り付けたのでしょうか。
普通の取り付け方ならば、わざわざ鍵交換の際にドアを外す必要はないんですけどネ…(汗)
なおドアを外す場合、通常の交換代金に加えドアの脱着工賃として数千円を加算させていただいております。
鍵交換後はキッチリとドアを吊りなおし、元に戻しました。
お仕事完了です、ご依頼いただきありがとうございました。
今回の案件は、「通常はドアの横面についている鍵部品が、ドアの下側にあった」と言う、なかなかお目にかかれないものでした。
古いビルの自動ドア・エンジンドアや引き戸とかには、扉を取り外してからでないと鍵交換ができないモノがありますが…前後に押し引きするタイプのドアを外すなんて前代未聞の騒動って感じでした。
こんな状況はかなり稀ですが…一般の方がご自分でドアを外して鍵交換をするのは少々危険ですので、このような場合はぜひ鍵屋さん…できればぜひとも当店に!お任せいただければと思います。
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